音楽ライター 杉江由紀様よりメッセージを頂きました!
ロックバンドたるもの、色気とセンスとやんちゃさがあってナンボだと勝手に思い込んでいるワタクシからすると。DaizyStripperは、間違いなくその3つを全て持ちあわせた大三元的集団であると個人的には認識している。
ちなみに、初めてDaizyStripperのライヴを観たのは2009年8月16日に新木場COASTにて行われた[FOOL'S FEST]であったし、初めて取材にて対面したのは彼らがファーストミニアルバム『THE BEAUTY』を発表したタイミングであったと記憶しているが…DaizyStripperに対しては、正直なところどんな場面においても好印象しか持ったことがない。
まずは、とにかく5人とも音楽に対して真摯で真面目なところが素晴らしいことこのうえないし、それでいていざインタヴューやMCなどでしゃべりだせば気の利いたことや面白いことを連発することも出来、そのうえ肝心なライヴパフォーマンスは手堅い演奏を聴かせつつも華やかでみどころたっぷり。
むろん、この10年の間には葛藤、困難、試練に見舞われる場面も数多あったに違いないが、それらも全て呑み込み糧にしてみせた彼らの強さ、ひたむきさは結果的にDaizyStripperというバンドに、さらなる輝きをもたらすことになったと言っていいだろう。
きらびやかな色気を放ちながらも、センスの良さに彩られた楽曲たちを、10年経った今でもいまだ少年のような無邪気さでやんちゃに演奏してみせるDaizyStripperは、もはやこのシーンの宝となりつつある。
ここから、敢えてのメジャーデビューを果たしていくことになる彼らがどれだけ“ヴィヴィッドな色彩”で、このシーンを染め上げていくことになるのか…そのさまを、これからも陰ながらに温かく見守り続けていくことが出来たら実に幸いだ。
追伸:この10年、時代の移ろいとともに幾つもの雑誌がなくなり、幾つものバンドたちが解散してきた中で、皆さんもワタクシも何とかここまで生き延びて参りました。これからも、共に“のさばって”ゆくべく頑張っていきましょうww (音楽ライター・杉江由紀)